日経産業新聞  (抜粋) 2000年(平成12年)10月18日(水)


ホスピタルネットなど 入院患者向け端末開発
リモコンでメール、売店や食事注文



 病院向けの設備事業を手がけるホスピタルネット(東京・千代田区、村田三郎社長)はNTTエムイー(NTT−ME、東京・千代田区、池田茂社長)と共同で、入院患者向けネットサービス事業を12月に始める。病室のテレビを使ってインターネットを使える端末を開発、電子メールなど基本機能や病院の売店内への注文などの独自サービスを提供する。病院側の導入費用は無料で、ネット広告と利用料で賄う。

 サービス名は「病院アメニティー総合情報サービス」。長い入院生活での娯楽や、寝たきり状態の患者の買い物サービスなどを病室のネット端末を通して提供する。サービス面の総合的な企画はNTT−ME子会社のNTTエムイーコンサルティング(東京・千代田区)が請け負う。

 共同開発するのはテレビ画面向けのネット接続端末で、リモコン操作でネットが使える。サイズは小型で、病室内の小さなテレビ上にも設置できる。設置する病院ごとに、専用の入り口画面を作成する。病院食を選べるサービスを提供する病院では、ネットで選択できるなど病院独自のサービスを企画する。将来は病室から商品を注文し、売店から配達するサービスも手がける。



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